Central European Restaurant "beisl" offers Czech, Austrian and Hungary cuisine and local wines and beers.
バイスル・記念ピンブローチ制作過程
エスタ―ハージー･RIEDEL (リーデル)製 デキャンタ
エスタ―ハージー･RIEDEL (リーデル)製 シャンパングラス
エスタ―ハージー侯爵家について
17世紀にパール・エスターハージーによってゴシック様式からバロック様式へと改修、増築され350年間にわたりエスターハージー侯爵家により維持管理されています。
宮殿地下にはワイン醸造所があり、素晴らしい音響効果を誇るハイドンコンサートホール(ハイドンザール)も擁しています。
エスターハージ家の歴史は13世紀に遡ります。ハンガリー王国にあってエスターハージー家は広大な領土を持つ大地主でありました。
爾来ハンガリーはオーストリアからの解放を悲願とし、1848年にはハンガリー革命を起こすなど強く独立を要求しました。しかしエステルハージ家は代々ハプスブルク家への忠誠を誓い、これまでも宗教改革、オスマン帝国の進出と第1次、第2次ウィーン包囲、30年戦争、またナポレオンのウィーン征服などの度重なる歴史的な危機に際して、オーストリア・ハプスブルク家に多大なる力添えを果たしてきました。
1687年、皇帝レオポルト1世（オーストリア大公、ハンガリー王）によって神聖ローマ帝国侯爵位を与えられました。
1712年にハプスブルク家のカール6世（神聖ローマ帝国皇帝、マリア・テレジアの父）の勅令でエスターハージー家が侯爵位を世襲することになり一族は大いに発展することとなりました。
その後エスターハージー家はアイゼンシュタットに居城を構え芸術家や特に音楽家を庇護しました。
以来、アイゼンシュタットはウィーンに負けない音楽の都として繁栄することとなったのです。
交響曲の父、そして弦楽四重奏曲の父とも称えられるフランツ・ヨーゼフ・ハイドンは40年の長きにわたりエスターハージー家の楽師として仕えました。
また高名なフランツ・リストの父もエスターハージー家の宮廷学長として仕えていました。
オーストリアの女帝マリア・テレジアは「素晴らしい音楽を聴くためにはエスターハージー宮殿に行かなくては」と語ったと言われています。
エスターハージー宮殿内部には他に博物館、美術館、研究センターなどがあり同家の貴重なコレクションの一部も展示されています。
ウィーンから車で１時間、パンノニア地方独特の自然の中にブルゲンランド（お城の国）があります。
エスタ―ハージー侯爵家醸造所の金羊毛勲章コースターについて
エストラスに貼られたエチケットに描かれているのは金羊毛勲章です。
金羊毛勲章は1430年にブルゴーニュ公国のフィリップ善良公によって金羊毛騎士団 を証する記章として創設されました。
金羊毛騎士団は神聖ローマ帝国の最も位の高い 世俗の騎士団であり、「ブルゴーニュの金羊毛勲章」は1477年にパプスブルグ家に引 き継がれてからは帝国の最も高貴な貴族たちに授与されました。
エスターハージー家 では1628年ニコラス公爵が最初に授与され、代々この勲章が授与されてきました。
エスターハージー侯爵家醸造所ではこの勲章に恥じない上級のワインにこのエチケッ トが貼られるのです。
※金羊毛とはギリシャ神話に登場する翼を持った金色の羊の毛皮のこと
勲章を付けたジョージ4世英国王（右）とラデッキー将軍
ラデッキー将軍はミラノよりカツレツを持ち帰りウィーナーシュニッツェルが誕生しました。
エスタ―ハージー侯爵家醸造所
エスタ―ハージー エストラス ブラウフレンキッシュ はオーストリアが世界に誇る赤ワインの一つです。
この伝統的オーストリア土着品種であるブラウフレンキッシュはブラウアー・ツィメートトラウベとヴァイサー・ホイニッシュとの交配種でオーストリアにおいて18世紀の文献に 登場していますが8世紀にはすでに存在していたそうです。
当時西ヨーロッパで大勢力を誇ったフランク王で初代神聖ローマ皇帝となったカール大帝は品質の優れたブドウ品種に「フレンキッシュ」（フランク王国の）という名を付けたと言われています。
ブラウフレンキッシュの「ブラウ」とはドイツ語で藍色という意味で、ワインの色調も青みを帯びた黒い色調で、ブラックベリー、チェリー、ブラックペパー、カシスなどの複雑な香味と酸味が特徴です。
この長期熟成型のワインは力強く、タンニンがしっかりとし、さらに熟成するとヴェルヴェットを思わせるテクスチャーとなります。
ブラウフレンキッシュはドイツではレンバーガーあるいはリンバーガーと呼ばれ、またハンガリーではケークフランコシュと呼ばれます。
この黒葡萄品種は同じオーストリアの新交配品種であるツヴァイゲルト、ブラウブウルガー、レースラー、ラタイなどの交配用に用いられてきました。
ブラウフレンキッシュは、北及び中部ブルゲンラントと、ニーダーエスタライヒ(カルヌントゥム)東部のワイン産地でよく見られる固有の地場品種です。
エスタ―ハージーがあるアイゼンシュタットは北部ブルゲンラントに属し有数のブラウフレンキッシュの生産地です。
ビール醸造所の厚紙コースター
（ ドイツの醸造所が一つ入ってます。）
エスタ―ハージー・ボトルオープナー（マグネット付）
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